使用済みケータイの行方 TOP

このサイトについて

古くなったケータイを機種変更すると、店頭では「古いのもお持ち帰りになりますか、それともこちらで回収いたしましょうか」と聞かれるはずだロケータイ端末を子供のオモチャにするとか、コレクターでもない限り、古いものを持っていても使えないから、ふつうは店で回収してもらうことになると思う。さて、この回収されたケータイ端末はその後、どんな運命をたどるのだろうか。
ケータイも出始めの頃は、キャリアが端末をユーザーにレンタルするという方式だったから、端末を交換するときは、古い方はすべて事業者に回収される仕組みだった。ところが、一九九四年に売り切り制度が導入されて、ユーザーが自由に端末を買えるようになると、そのリサイクルをどうするかということが問題になった。
ケータイ端末は、良質な金鉱石よりも多くの金を含み、リサイクル資源的には宝の山とよくいわれる。あるメーカーがいうには、ケータイ端末を潰した塊一トンあたりに約二八○グラムもの金が含まれているのだとか。国内の金鉱山から採れる金よりも比率では四倍も高いという。金が使われているのは、端末の中の電子部品。伝導性や信頼性などを高めるためだ。電子部品の中に使われているのは金だけではない。銀や銅もあるし、パラジウムなどの稀少金属も含まれている。小さなパッケージにこれだけの貴重な資源が集積しているのだから、回収の手間を惜しまず、たくさん集めれば他の家電や自動車などに比べても、高いリサイクル効率の製品だ。
ということは、逆にいえば、もし端末をユーザーが勝手に処分してしまえば、資源の無駄遣いということになってしまう。実際、使わなくなった端末を「燃えないゴミ」に捨てたことがある人はいないだろうか。燃えないゴミは自治体が回収するが、そのほとんどはそのまま焼却か埋め立て処理される。廃棄物処理工場で部品を取り出し、さらに有用な貴金属を回収するなどの手間をかける自治体はまれだろう。宝の山のケータイ端末を、燃えないゴミとして捨ててしまったら、実にもったいない。そればかりか、埋め立て処理されたケータイの電子部品から有害な重金属が流れ出し、環境に与える悪影響も無視できない。

新着コンテンツ

使用済みケータイの行方

最新情報

Copyright(C) 使用済みケータイの行方 All Rights Reserved.